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真理通信

  第110号 令和4年(2022年)11月1日発行

 

 



一(ひと)かかえほどの盤石(いわいし)

風にゆらぐことなし

かくのごとく

心あるものは

そしりと

ほまれとの中に

心うごくことなし

          (法句経81)









 冬枯れの道に、昨晩ふった少しの雪が、所どころに残っている。そんな季節になってきました。
  見通しのよい冬の林のなかを登れば、冬の澄んだ空のかなたに、遠い山並みも見えるかもしれません。コロナやくすんだ政局、戦争の恐怖、そんな年の終わりに、新しい年への期待をもって、それぞれの歩みを進めたいものです。


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新・法句経講義 6 7 ◇

 <※ 「新・法句経講義」は、巻頭ページ掲載の法句経について解説しています。>

大リーグの大谷選手の目ざましい活躍が、今年の何となく鬱屈した日本の世相に、一条の明るさを届けてくれたような気がします。
  あれだけの活躍をしたんだから、もっと年俸をもらっていいとか、もっと強い球団に入ればいいとか、様々な世評がある中で、案外淡々とした対応をしているのも好感が持てます。
 人は誰でも、人の意見に左右されます。ほめられれば嬉しいし、けなされればガックリします。過剰にほめられて舞い上がり、失敗する人もあれば、酷くけなされて失望し、落ち込む人もいます。
 お釈迦様は、そうした人の心もよくご存じです。大きな岩のように、しっかりとした「自分」を持っていれば、誰から何を言われても、グラつくことはない。自分は何がしたいのか、自分の言いたいことは何なのか、自分の思いをしっかり持っていれば、その思いは変わるはずがない。
 ネット社会になって、様々な意見が乱舞しています。聞きかじりの勝手な意見も、山のように書き込まれてきます。そうしたものに左右されていたら、一歩も前に踏み出せない社会になりつつあります。
 今こそ、「風」にゆるがない大岩のような「自分」を持ち、その思いを貫く、そんな気構えが必要な時代なのかも知れません。

 《 圓諦忌の延期 》         友松圓諦師50回忌

                            (神田寺一世轉法輪春誉圓諦大和尚)

本年(令和4年)は、神田寺初代主管・友松圓諦師没後50回忌にあたります。命日の11月16日に、式典および講話会を開催する予定でしたが、コロナの感染状況が相変わらずのため、取り敢えず来年の同日に延期することと致しました。来年、改めて詳細をご案内致しますので、ご了承の程お願い申し上げます。


<主管所感>


 LET IT BE                             友松浩志
 今年の夏ごろから、何となく気分がすぐれない日が多くなって、結局、今はやりの心療内科に通うようになった。夕方から夜になると不安になって、夜道も下を向いて歩くようになった。坊主頭の大の大人が、下を向いて黙々と歩いてきたら、すれ違う相手の方こそビクビクしそうなものだが、こっちの方がビクビクしている。
 年齢とともに、確かにいろいろな不安が広がってくる。これから何年生きるのか、家や家族はどうなるのか。考え出したら際限がない。片づけたいものは山ほどあるし、生活のやりくりだって簡単ではない。
 そんな「気持ち」を抱きながら、仕事の帰りに、郊外の小さな喫茶店に入った。今どき「喫茶店」自体が珍しくなったが、席に座ると音楽が聴こえてきた。何と、ビートルズの"LET IT BE"である。懐かしい。何年ぶりに聴くだろう。しばらく聞いていて、ふと「LET IT BEって何だろう?」 その意味が知りたくなった。何となく分かる英語だが、本当の意味は?
 帰りの電車の中で、スマホで検索すると、いくつかの意味が出てきた。「解散」の危機にあったビートルズ、その葛藤のなかで、ポール・マッカートニーの頭に浮かんだ言葉。「あるがままを受け入れなさい」「なるがままでいいんだよ」、そんな意味が込められていることが分かった。そしてそれは、先日私が心療内科の先生から言われた言葉そのままだった。あせらず、今日をそのまま受け入れる、その日を心をこめて過ごす、それが不安を取りのぞく第一歩と言われた。
 「婚活」ならぬ、「終活」という言葉が飛びかうなか、そんな話を先日のお彼岸の日、法要のあとさせて頂くと、お墓の将来が心配で、そんなお話もたくさん伺った。確かに、いろいろな不安がある。でもまず、「今日」という一日を「あるがままに、なるがままに生きる」「一生懸命に生きる」。そこから、未来は始まるに違いない。

仏教豆知識  86

    五体

 五体満足(ごたいまんぞく)というと、身体のすべての部分がそろっていて、整っていることを言いますが、この五体というのは仏教語で、身体を五つの部分に分けて、頭、両手、両足のことか、頭、首、胴体、手、足をさすと言われます。
 古代インドにおいて、最高の敬礼の方法が「五体投地」(ごたいとうち)の作法で、両膝、両肘、頭面の順に地面につけ、両掌を上に向けて地面から少しあげ、相手の足を頂くようにする作法です。現在でも、インドの仏跡参拝をすると、そうした作法をする人達があり、日本の仏教の作法にも、その一部が伝承されています。

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■ 令和5年  年回表 ■
             (没 年)
  1 周 忌      令和 4年
  3 回 忌      令和 3年
  7 回 忌      平成29年
  13 回 忌      平成23年
  17 回 忌      平成19年
  23 回 忌      平成13年
  27 回 忌      平成 9年

  33 回 忌      平成 3年
  37 回 忌      昭和62年
  43 回 忌      昭和56年
  47 回 忌      昭和52年
  50 回 忌      昭和49年
  70 回 忌      昭和29年
  100 回 忌      大正13年

○土日に法要を希望される方が多いため、予約は電話でお早めにお願い致します。
 参加人数、塔婆をあげる方のお名前などは、1週間前までにお知らせ下さい。
 当日は位牌をご持参下さい。お寺に車2~ 3台駐車可能。タクシーも呼べます。
○西墓地別院での法要をご希望の方は、必ずその旨のお申し出をお願いします。
 東墓地の檀家の方でも、西墓地別院で法要を行なうことが出来ます。
 なお、他の法要との関係で、実施できない場合もありますのでご了承下さい。

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夏を楽しむ ◆
  ―コ回ナの夏に一
 コロナの影響で、ずっと実施出来なかった真理学園幼稚園の「お泊まり保育Jですが、今年は工夫を加えて、何とか実施することができました。盆踊りや夏まつり、肝試しや花火大会、そしてみんなそろっての宿泊や園外活動と、貴重な体験が出来ました。
 神田寺幼稚園では、感染状況が悪化して、宿泊は見送りましたが、園外活動や肝試し、ピザパーティーや花火大会と、夏の思い出をみんなで作ることが出来ました。
 神田寺幼稚園では、冬にもお泊まり保育の計画がありますので、感染状況を見て、実施出来ればと思います。
△ 手持ち花火も楽しみました。

◆ コロナ対策の日々◆
 コロナの感染状況は一進一退ですが、両園とも万全の対策をとりながら、保育を進めています。一部、学級閉鎖や職員の入替などを行なっていますが、今のところ大きな感染もなく、行事なども縮小したり内容を一部変更していますが、子ども達の経験の幅が広がるように、一層工夫していきたいと思います。ご協力よろしくお願い申し上げます。

△ フェースシールドを使った発表会

△ 間隔をあけての昼食風景

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<真理ニュース>

◆圓 諦 忌
 令和4年11月16日に予定していた圓諦忌は、コロナのため、来年(令和5年)に延期致します。

◆年末・年始

 神田寺事務所の業務は、令和4年の年末は12月27日まで、令和5年の年始1月5日よりとなります。

◆修正会

 1月1日(日)午後2時より、神田寺会堂で行ないます。新年の平和と安寧をともにお祈りします。どなたでも参加出来ますので是非お誘い合わせてご参加下さい。※コロナ対策のうえ、実施致します。

◆彼岸会
 春のお彼岸は、 3月21日(火)に実施します。開催方法については、後日詳細をご連絡申し上げます。
(塔婆は、事前申込みでご用意する予定です。)

◆真理合の会

・2月 9日(金)午後1時30分~ 3時 神田寺仏間にて(兼・成道会)
・2月10日(金)午後1時30分~ 3時 神田寺仏間にて(兼・湿槃会)
・4月14日(金)午後1時30分~ 3時 神田寺仏間にて(兼・降誕会)
 ※「仏教勤行式」による読経、法句経講話、および懇談会を行ないます。

◆コロナ感染、ウクライナ戦争など、暗い話題の多かった一年ももう少しで終わります。
 新しい年が明るい、皆様にとってよりよい年となることをお祈り致しております。

発行済の真理通信(PDF版)

・令和4年(第108~109).pdfへのリンク

・令和3年(第105~107).pdf へのリンク

・令和2~3年(第102~104号).pdf へのリンク

・平成31~令和元年(第99~101号).pdf へのリンク

・平成30年(第96~98号).pdf へのリンク

・平成29年(第93~95号).pdf へのリンク

・平成28年(第90~92号).pdf へのリンク

・平成27年(第87~89号).pdf へのリンク

・平成26年(第84~86号).pdf へのリンク

・平成25年(第81~83号).pdf へのリンク

・平成24年度(第78~80号).pdf へのリンク

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