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真理通信

  第109号 令和4年(2022年)8月1日発行

 

 

まこと

いろうるわしく

あでやかに咲く花に

(かおり)なきがごとく

善く説かれたる語 (ことば)

身に行わざれば

その果実 (このみ)なかるべし

        (法句経 51)





 どんなにつらい夏の暑さも、秋の訪れとともに遠のくように、コロナの苦しみも一日もはやく去っていってほしいものです。ともかく季節は、確実に秋に向かっています。気温が下がり、秋の植物が広がっていきます。いろいろな秋の行事が準備されていますが、そのひとつ一つが、無事に行なえることを心から祈っています。
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新・法句経講義 6 6 ◇

 <※ 「新・法句経講義」は、巻頭ページ掲載の法句経について解説しています。>

 夏の暑さのなかに、色あざやかな花々が咲いています。だからといって、その花すべてに、いい香りがあるわけではありません。
 お釈迦さまはそれをご存じで、そうした花に結びつけて、「人」のあり方を説かれます。口先だけでいいことを言っても、実際に実行しなければ何も実らない。 選挙演説において も、広告や宣伝にしても、人を引きつける「言葉」が飛びかいますが、実際にその「言葉」や「宣伝文句」が本当か、実行されたか、となると怪しいものがたくさんあります。
 言葉で人を引きつけたり、誘ったり、「嘘をつく」ことだけでなく、立派な意見や発言も、それがその通り実行されてはじめて意味が生まれます。
 「ネット社会」の今、様々な発言や意見がネット上に飛びかっています。素晴らしい意見 もありますが、どうやって実現するのか分からない、無責任な意見もたくさん見られます。
 「有言実行」 (ゆうげんじっこう)の精神、言ったことは必ず実行する、言ったことに責任を持つ、という精神は忘れたくないものです。

仏教豆知識  85

    曼荼羅

 曼茶羅 (まんだら)というと、たくさんの仏様を描いた「画像」を思われる方が多いと思います。 「曼茶羅」の言葉の本来の意味は、「円盤」「集まり」「本質を得る」ということで、密教では、世界は大日如来の現れで、その世界を悟りの境地で見た時、見えてくるのが「曼茶羅」とされます。知徳を表す「金剛界曼茶羅」と、慈悲を表す「胎蔵界曼茶羅」があり、その画像は仏様の世界を表し、信仰の対象となります。また、「斑点模様」の「まだら」は、曼茶羅に由来すると言われます。
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 < 主管所感 >

   何が起こるかわからない
                                              友松浩志
 暑い夏の入口、安倍元首相の襲撃・ 暗殺事件には驚かされた。安倍家が浄土宗の檀徒という関係で、増上寺の年頭の会にはいつも参詣されていたので、遠くからそのお姿は拝見していた。誰も「明日の我が身」は予想出来ないものだが、本当に「何が起こるか分からない」世の中である。
 この夏は、コロナの感染拡大で、いろいろ計画はあっても、なかなか実行できない夏になりそうだ。昔、山登りをさかんにやっていたので、少し歩いてみようかと、パソコンでユーチュープなど開いて見ると、ライブで山の様子が見られる。
 一番ポピュラーなのが、上高地のカッパ橋のライブだろうか。正面に奥穂高を望む岳沢の風景。行き来する人達の姿を見ていると、まるで自分がそこにいるような気分になる。ユーチュープには、○○山登山といったドキュメンタリー画像があふれていて、登山口から頂上まで、一緒に登っていくような気分で「登山」を楽しむことができる。
 現役時代、最も苦しく困難だった「槍ヶ岳・北鎌尾根さえ、女性の単独ドキュメント画像がある。(とはいえ、それは無雪期の画像で、こっちは冬に登っている。)そんな、憎まれ口を言いたくなるほど、「うらやましい画像」ばかりだ。
 そして一方の現実は、中高年登山者の遭難事故の頻発。昔の体力はとっくに喪失して、 感覚もにぶった身体で、かつてのように登れるわけがない。「何が起こるか分からない」世の中どころか、「何が起こるか分からない」自分の身体をかかえて、いったい何がこれから出来るのか。
 安倍さんの功罪はともかく、ああして最後まで「一心に」働かれた姿を思う時、やはり「自分の思い」を貫く意味を考えさせられる。「もう一度あの山へ」、心も身体も準備できるなら、そんな自分も悪くはないのかも知れない。

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■西墓地別院 ・ 合同墓のご案内■
   新しい形の合同墓が西墓地に完成―
 
一昨年、西墓地別院が出来ましたが、懸案だった「合同墓」が、5月に完成しました。 東墓地には以前から「合同墓」がありますが、西墓地にはなく、また近年「樹木葬」や、「公園墓地」といった形式が普及するなかで、新しい形の「合同墓」をどんなものにするか、長 く建築関係の方と検討を重ねてきました。
 
完成した「合同墓」は半地下形式で、半円形をしています。大人が降りて入ることも出来ます。(写真 :左側が入口) 一部ペット用の区画もあり、採光窓があるため光が入ります。
 鉄筋コンクリートの、しっかりとした構造で、上面には地蔵菩薩像が数体飾られています。この地蔵像は、戦前は墓石として使用されていたもので、いずれも江戸時代の作です。(戦後、神田寺の庭に保管されていました。)まだ植採は充分ではありませんが、いずれは緑で全面をおおって小さな林のようにする予定です。(供養・使用費用等は別途お知らせ致します。)
 
 




  墓地側から見た西墓地別院            △法事も行なえる2階の礼拝堂


<真理ニュース>

彼岸会  孟蘭盆会と同じ対応で、以下の通り実施します。
法要参加  923()午前10時 ・12時・午後 2時の3回、西墓地別院で法要を行ないます。
       (各回先着20人、東墓地の方も参加できます。)
      ・当日は自由墓参とし、両墓地ともお墓での読経を随時行ないます。
      両墓地で、お土産のお寿司を用意しております。(午前9時~午後5)
➁卒塔婆供養 同封の葉書 (秋彼岸会塔婆供養申込書)でお受け致します。
      ・先祖供養塔婆は、1本:3000円です。 (振込用紙をご利用下さい。)
      ・戒名を入れた個別供養塔婆をご希望の方は、別途官製はがきでお申込み下さい。
       (個別供養塔婆は1本:4000円です。)

◆真理舎の会 1014()午後130分~3時 神田寺仏間にて
       129()午後130分~3時 神田寺仏間にて (兼・成道会)
      ・主管による分かりやすい仏教講話があります。お気軽にご参加下さい。

今号の発行が大幅に遅れましたこと、お詫び申し上げます。「真理通信」はこれまで、3月・ 7月・12月の年 3回の発行を心掛けてまいりましたが、今回8月の発行、9月の発送とさせて頂くこととなりました。次号以降の発行については、前号との間隔などを考え、3月・ 8月・12月の発行とさせて頂きます。

発行済の真理通信(PDF版)

・令和4年(題108号).pdf へのリンク

・令和3年(第105~107).pdf へのリンク

・令和2~3年(第102~104号).pdf へのリンク

・平成31~令和元年(第99~101号).pdf へのリンク

・平成30年(第96~98号).pdf へのリンク

・平成29年(第93~95号).pdf へのリンク

・平成28年(第90~92号).pdf へのリンク

・平成27年(第87~89号).pdf へのリンク

・平成26年(第84~86号).pdf へのリンク

・平成25年(第81~83号).pdf へのリンク

・平成24年度(第78~80号).pdf へのリンク

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