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03-3251-8683

〒101-0021 東京都千代田区外神田3-4-10

 
 第119号 令和7年(2025年)12月1日発行
発行所 真理舎 〒101-0021 東京都千代田区外神田3丁目4番10号 ℡03-3251-8683 FAX03-3251-8684
年3回( 3・9・12月)発行 非売品(本誌の配布にご協力いただければ幸いです)


いたずらなる信をはなれ

無為(さとり)の心境(おもい)をさとり

また 縛(きずな)を断てるもの

誘惑(まよわし)をしりぞけ

すべての望意(もとめ)を断てるもの

彼こそまことに 最上の人なり
                 (法句経 97)

新・法句経講義 76◇

 <※ 「新・法句経講義」は、巻頭ページ掲載の法句経について解説しています。>
 この偈は、まことに厳しい掲です。法句経は仏教の「論語」などといわれ、生活訓的な親しみ安いものと理解されている向きがありますが、中にはこの偈のような厳しい内容のものも含まれています。
 あっちの仏様、こっちの神様と、安直に「信」を振りまいてしまうのが日本人の特性ですが、それでは定まった「信」は得られません。
 「無為」の心境とは、禅で言うところの「無」の境地、何ものにもとらわれない、「本来無一物」の心の持ち方です。それは、いろいろな「関係」や「つながり」から離れた、自在な心境といえます。
 そのうえで、もろもろの誘惑を捨てて、「望みを断て」というのです。これは驚くべきことです。誘惑を捨てること位はできそうですが、「望み」を持たないというのは極限の心境です。
 「明日があるさ」「希望を胸に」などといって生きている普通の心境ではありません。そんなものも捨てて、自分の存在を追いつめていく。そのことをこの掲は求めているのです。そうでなければ得られないものこそ「究極の心境」であることを、ここに示しているのです。


仏教豆知識 94

         我 慢

http://www.kandadera.org/rogo/v5_lin063.gif 我慢(がまん)は日常の言葉です。「我慢しなさい」「我慢づよい子ね」などと普通に使います。でもこうした使い方は、本来の使い方ではなかったようです。
 本来「我慢」は、良い意味では使われませんでした。「自分、自分」と執着すること、自分にとらわれた慢心をさした言葉でした。仏教では「慢に七慢あり」といって、「人を見下すこと」「おごること」「卑屈になること」「うぬぼれること」などを説き、戒めています。


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<主管所感>
 無であるが故になつかしく
                  
                           友松浩志
 一年前に奥さんを亡くした友人のマンションに行った。少し古びた、でもしっかりした建物、その最上階に彼の部屋はあった。最上階だから天丼も高く、遠くの山並みが見渡せる景色の良い部屋。さすがに、ながくイラストやデザインの仕事をしてきた人の趣味を感じた。
 北海道の出身で奥さんも同郷。子どもがいないので、友だちのような仲のよい夫婦だったと思う。今は男のひとり暮らし、少々散らかった室内の大きな棚の上に、白い遺骨の箱がどんと置かれている。きっと毎日、その奥さんと話しているに違いない。話題が奥さんのことになると、目にうっすらと涙が浮かんだ。
 近況なんかを話している内に、台所に立って手早くうどんを作ってくれた。もともとは絵描き志望で、大きな国際展で賞をとったこともある人だ。その抽象作品は、スッとそのなかに引きずりこまれるような作風で、ずっと心にひかれてきた。なかなか一般の理解は得られないものだが、とりこになると抜けられない世界。彼は、作品のなかに「無」を求めていると言う。
 「無になったら、何もなくなっちゃうでしょ」というと、「そのギリギリのところに、作品はある」「生きることも、そのギリギリのところにある」「みんな、消えちゃうギリギリのところにあるんだよ」と言う。こんな仏教談義になると、少し元気になってきて、ギリギリのところにあるという作品を、いろいろな画集をもってきて解説してくれる。
 奥さんとの思い出の部屋で「無」を語るなんて、ナンセンスのようで、実はそれでなぐさめられているような気がした。「みんな無に向かっているんだよ」「でもだからそれは大切で、すごくなつかしいんだよ」。
 帰り道、大通りを歩いていくと、遠い山並みに陽が落ちていった。今日という一日が、なつかしく暮れていった。

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◆ カー杯、 力を合わせて◆
 ― 運 動 会/大切な家族とつくる時間 ―
 神田寺幼稚園の運動会は、今年も隣接の昌平小学校のドーム型の屋上校庭をお借りして行ないました。親子ゲーム、そして恒例の大人同士の綱引き。家族と一緒に楽しい時間を過ごしました。
 真理学園幼稚園の運動会は、園庭と隣の公園で、ダイナミックに行なわれました。多少小雨も降りましたが、昨年から再開したマラソン大会には、卒園した小学生や大人の方も参加され、大きな拍手が送られました。

<令和8年  年回表>

             (没年)
  1 周 忌      令和 7年
  3 回 忌      令和 6年
  7 回 忌      令和 2年
  13 回 忌     平成26年
  17 回 忌     平成22年
  23 回 忌     平成16年
  27 回 忌     平成12年

            (没年)
  33 回 忌     平成 6年
  37 回 忌     平成 2年
  43 回 忌     昭和59年
  47 回 忌     昭和55年
  50 回 忌     昭和52年
  70 回 忌     昭和32年
  100 回 忌     昭和 2年

○土日に法要を希望される方が多いため、予約は電話でお早めにお願い致します。
 参加人数、塔婆をあげる方のお名前などは、1週間前までにお知らせ下さい。
 当日は位牌をご持参下さい。
○西墓地別院での法要をご希望の方は、その旨のお申し出をお願いします。
 東墓地の檀家の方も、西墓地別院で法要を行なうことが出来ます。
 車は正面に1台駐車可能。東墓地の方は、墓地まで徒歩移動(2~3分)となります。
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 秋の遊行会  ◆
― 鎌倉の寺めぐりと六国見山登山―
 10月24日に、久しぶりの遊行会を鎌倉で行ないました。北鎌倉駅に集合した後、円覚寺を参拝。大方丈の美しいお庭を鑑賞している頃から、予想に反した雨。小雨なので、六国見山の登山を決行。はじめの急登をがんばると山も深くなり、もうひと登りで頂上に達しました。頂上で記念撮影して下山。そのまま東慶寺前の料理店で昼食。おいしい日本料理を楽しみました。その後、東慶寺を参拝。ふりかえると、六国見山の大きな姿が望まれました。始めての登山を取り入れた遊行会。少し汗をかいて充実の一日でした。
 次回はバスツアーの予定です。みなさま是非ご参加下さい。

    △ 円覚寺山門で記念撮影           △ 六国見山の山頂で お疲れさま

◆ 修正会 元旦に神田寺で開催
 お寺のお正月は、元日の「修正会」(しゅしょうえ)から始まります。神田寺では、元日の午後2時から行なっています。昨年は西墓地別院で行ないましたが、今年は神田寺で実施いたします。新年の幸せと平安を、是非ご一緒にご祈念下さい。
〇1月1日(木)午後2時より 神田寺2階・仏間
 祈願法要ならびに懇親会 (約1時間で終了)
 ※新年をお祝いして甘酒を差し上げます。
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<
真理ニュース >

◆餅つき大会
  幼稚園の餅つきを、神田寺幼稚園では12月5日(金)、真理学園幼稚園では12月11日(木)に行ないます。かまどで火をおこして湯をわかし、もち米をふかして臼でお餅をつく。そうした伝統行事を子どもたちに見てもらい、つきたてのお餅を食べる。貴重な体験の一時かと思います。
◆終 業 式
  2学期の終業式を、両園とも12月17日(水)に行ないます。
冬休み期間の保育は、ともに12月26日(金)まで行ないます。
◆冬のお泊まり保育
 神田寺幼稚園・年長児の冬のお泊まり保育を、12月19日から20日に新潟県の越後湯沢で行ないます。雪があればゲレンデで雪あそび、もし雪がなければ、フィールドワークなどを考えております。
◆始 業 式
 両園ともに1月7日(水)に行ないます。
◆発表会
 神田寺幼稚園では2月7日(土)、真理学園幼稚園では2月21日(土)に発表会を行ないます。例年のように歌や劇の発表を行なう予定です。
◆卒園遠足
 年長組の最後の遠足は長距離徒歩遠足です。例年の通り神田寺幼稚園では東京タワーまで、真理学園幼稚園では読売ランドまで歩きます。
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◆年末・年始
 神田寺事務所の業務は、年末は12月26日まで、年始1月5日よりとなります。
◆墓参対応
 年末年始は、12月26日(金)から1月5日(月)まで、予約なく墓参できます。(午前9時より午後5時まで)
また、シキビの販売もしております。(1対300円)
◆修 正 会
 1月1日(木)午後2時より、神田寺仏間で行ないます。
新年の平和と安寧をともにお祈りします。どなたでもご参加になれますので、是非お誘い合わせてご参加下さい。(詳細は上記をご覧下さい。)
◆彼 岸 会
 春のお彼岸は、3月20日(金)に実施します。開催方法は、秋の彼岸会と同じく、神田寺で午前10時と午後1時の2回法要を行ない、バスで墓地までお送り致します。今回も、お塔婆は事前にお申込み頂き、出欠も事前にお知らせ頂くことになります。後日、またご案内申し上げます。
◆ 新年の、皆様のご多幸をお祈り致しております。お元気で。

発行済の真理通信(PDF版)

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